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兒玉遥Story1 はるっぴの物語

兒玉遥Story はるっぴの物語

アイドル「はるっぴ」の誕生

AKB48姉妹グループ「HKT48」誕生!そのニュースに当時中学生だった兒玉遥は心を揺さぶられました。遥はアイドルがとても好きな女の子、というわけではありませんでした。しかし、バスケ部で活躍しながら生徒会活動にも参加、目立つことが大好きな彼女はAKB48の前田敦子も大好き。そして、NMB48誕生時にテレビで流れていた渡辺美優紀がアイドルとしてスターになっていく物語を見て、自分もそうなりたいと思ったのでした。

そして、オーディションに参加。ただでさえ高倍率のオーディション、ダンス未経験の遥には難しいと思われましたが、見事に合格!こうしてHKT48 第一期生としてレッスン漬けの毎日が始まったのです。ダンス未経験者の遥はいつも遅くまで残っての特訓が続きました。

しかし、まだ「はるっぴ」は誕生しません。兒玉遥の最初のニックネームは「はるるん」でした。初代支配人のメンバー紹介にはこう書かれています。

彼女は、礼儀正しくしっかり者。
誰からの注意・助言に耳を傾け、細かくメモを取ります。
だけど、うっかり者でもある彼女。
せっかく書いたメモ帳を、忘れて帰ってしまうことがあります。
他には、取材のアンケート用紙にびっしり記入したかと思いきや、提出し忘れていたこともありました。
たまーに、小さな声で「あれ?どこいったかなー?」とぼそっと言い、何かを探してるっぽい姿を数回見かけたこともあります。
そんな兒玉になぜか付きまとうのが、村重。
誰に対しても礼儀正しく、勤勉家で、しっかり者の兒玉に対して、どう考えてもそうは思えない村重は、なぜか兒玉がお気に入り。
「杏奈は、はるるんの隣がいい」「はるるんはどこに行ったの?」と、いうフレーズをよく耳にします。
心優しいはるるんは、いつも快く村重を迎え入れてくれています。

そしていよいよ2011年11月26日、HKT48の初めての公演「手をつなぎながら」が幕を開けました。
そのとき、センターポジションに立っていたのは兒玉遥。そしてニックネームは「はるっぴ」になり、ついにアイドル「はるっぴ」が誕生したのです。

センター「はるっぴ」

なぜ、兒玉遥がセンターになったのか。ブブカ2012年11月号で当時の佐藤支配人は次のように語っています。

-肝心なのが、センターですよね。最終的に判断したのは秋元さんでしょうけど、推薦したのは佐藤さんだと思いますが・・。
佐藤:そうですね。みんなの意見を聞きました。ダンスの先生、舞台監督、マネージャー・・。その結果、兒玉以外に案が浮かばなかったんです。兒玉は一番頑張り屋でした。あの子は体育会系で、バスケをずっとやっていたから負けず嫌い。でも、謙虚な姿勢を持っている。センターって誰からも愛されなきゃいけませんよね。メンバーに一番愛されているのは兒玉だなと思ったんです。足りないスキルもたくさんありますけど、うちは年齢が低いし、AKBだって最初から何でもできたわけじゃないですから。今後に賭けようと思って、思い切って兒玉を選びました。

こうしてセンターになった兒玉遥。当然センターはHKT48の顔としての活動もしていかなくてはなりません。 翌年2月に発売されたAKB48のシングル「GIVE ME FIVE!」のカップリング曲「NEW SHIP」のメンバーにも選抜され、松井珠理奈、島崎遥香らとともに新世代の代表として初めて楽曲に参加。HKT48の代表として兒玉遥の名はゆっくりと知られていきました。

しかし、魅力的なメンバーが多数所属するHKT48。最初は「なぜ兒玉遥がセンターなのか?」というファンの声がネットにはあふれました。他メンバーのファンからはバッシングのあらし。最初は兒玉遥の魅力がなかなか伝わりませんでした。

ところが実際に公演を見て、その評価を一変させるファンが2012年春頃には増えてきました。センター兒玉遥の存在感、アイドルとしてのオーラは公演で誰もが認めざるを得ないものになっていました。そこに至るまでにはるっぴにどれぐらいの努力があったかは想像を絶します。真の意味でアイドル・はるっぴがようやく誕生したのです。

初めての選抜と総選挙

そして兒玉遥はついにAKB48選抜メンバーに選ばれ「真夏のSounds Good」に参加します。しかし、そのPV撮影は、兒玉遥にとって非常に悔しいものになりました。

2012/5/26のGoogle+ 兒玉遥の投稿より

「真夏のsounds good」
皆さんPVはご覧になられましたでしょうか?
HKT48から1人選抜されせっかくたくさんの方にHKT48を知ってもらえるチャンス。
だから、「良いパフォーマンスしないとっ!!」そう決意しました。

ですが実際に撮影に行ってみると初めての場所、選抜メンバー、スタッフさんなどで、

戸惑い…
焦り…
不安…
が出てきました。

そして振り入れの時はスピードについていけなくて頭が真っ白で覚えられませんでした。

PVを改めて自分で見てみるとぜんぜん踊れていなくて私たちを応援してくださっている方々HKT48そして48グループのメンバーに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

そして自分の実力の無さに役目を果たせなかったことにただ、ただ悔しいです。

だからこれからはこの気持ちをバネにして毎日の劇場公演を大切にしながら自分に出来る限りのことをしていきたいと思います。

少しでも48グループの新しい歴史を刻むのに貢献したいです。

いきなりですみません。
どうしても皆さんに伝えたくて…

長文ありがとうございました。

「真夏のsounds good」のPV、特にダンスバージョンを見ると兒玉遥の振りが遅れていることがわかります。これは明らかに覚え切れていない状態で、そのまま撮影が行われてしまったという状況です。これに対しまたネットではバッシングも起こりました。まだ劇場デビュー後すぐ、しかもダンス未経験で振りを覚えるのも遅い状態、そのような中、AKBは過密スケジュールでその場で振りを覚えなければいけない環境。この時点の兒玉遥にとっては厳しい状況でした。

しかし、実際にテレビの音楽番組で披露したときにはその遅れを完全に取り戻し兒玉遥は完璧に踊っていました。その魅力はテレビからも充分伝わってきました。

「真夏のsounds good」は2012年の総選挙投票権付きシングルです。HKT48のメンバーが初めて参加した総選挙。そこではセンターとして兒玉遥もランクインの候補に挙がっていました。しかし、結果は圏外。HKT48からランクインしたのは宮脇咲良ただ1人でした。


※咲良のスピーチを聞き、拍手する兒玉遥

指原莉乃の移籍と5人の脱退

総選挙が終わった6月からHKT48にさまざまな出来事が起こり始めます。怒濤の出来事の始まりは6月15日深夜、「AKB48のオールナイトニッポン」でした。それは今では日本中の人が知るあの出来事、指原莉乃のHKT48への移籍が発表されたのです。

その日の夜から朝にかけてネット上は荒れに荒れました。その大半は荒らしによるものですが、HKT48のファン自身も指原莉乃の移籍がもたらす影響をとても不安に感じました。一つは左遷先としての悪いイメージの定着、そして現実的には移籍によって誰かがチームHから外れ、もしかしたらセンターも指原になるかもしれない。今まで小さいながらも築いてきたものが失われるのでは無いか、という不安です。

翌朝になると、その不安はファンだけではなくメンバーも感じていたものだということが明らかになりました。さまざまなメンバーがこれからどうなるのか不安な心境をGoogle+に投稿しました。そんな中、兒玉遥の投稿はまずは「びっくりしてる」というものですが、その後、次のような投稿をしました。

兒玉遥 6/16 7:56
皆さんへ

なんかよくわからないのですが
いきなり伝えたくなりました。

私はHKT48が大好きです。
そして皆さんのことが大好きです。


これからもずっと大好きです。
みんなで一緒に
頑張っていきましょう。

はるっぴの投稿はこのとき不安に駆られていたファンにとって涙が出るくらい嬉しいものでした。
その後、実際に指原莉乃がHKT48に移籍し公演が行われはじめるとファンの不安は次第に解消していきました。曲毎にメンバーを入れ替える変則的な17人体制であるものの、これまでと同じように公演は行われ、センターははるっぴでした。
指原はその後、献身的にHKT48の宣伝塔として広報活動を行っていきます。次第に指原を認めるファンも増えていき、HKT48は大きく発展しようとしている、と思われたそのとき、事件は起こりました。

8月、突如として起こったHKT48メンバー5人の脱退。理由が定かでないまま行われたため、憶測が憶測を呼び、さまざまなメディアでも取り上げられ騒然とした状態になってしまいました。はるっぴもGoogle+に以下のような投稿をしました。

兒玉遥 8/18 14:55
メンバー5人が辞退することは
正直、HKT48にとって大きな影響をもたらします。

私にとって同じスタートから頑張ってきた5人との思い出はとても大切なものです。

いろいろ考えさせられる事はありますが、HKT48はまだ始まったばかりです。

私達は今ここで立ち止まってはいけません。

いや、立ち止まりません。

これからはもっともっとHKT48みんなで結束しながら夢を掴みにいきたいと思います。

頑張ります。

皆さん、
これからもHKT48の応援を
どうかよろしくお願いします!!

HKT48は苦しい時期を迎えました。メンバーも少なくなってしまい、公演に必要な16人も集められないどころか、13人で公演をすることがあるほどに。HKT48はもう終わり、そういう声すらネットではささやかれます。そんな中、はるっぴにはさらに苦しい現実が待ち構えていました。

生誕祭の涙

AKB48が次に発売した2012年10月のシングル「UZA」の選抜にHKT48から選ばれたのは兒玉遥ではなく総選挙にランクインした宮脇咲良でした。これは他グループも総選挙の結果を反映した選抜を行っていたため、ある意味必然だったかもしれません。しかし、はるっぴにはとても悔しいものでした。

そのUZAの選抜によるパフォーマンスが初めて披露されたのは「AKBじゃんけん大会」で、その翌日9/19は兒玉遥の誕生日。翌9/20、HKT48劇場公演で兒玉遥の生誕祭が行われました。そこで初めて兒玉遥はステージでの涙を見せます。そして次のように語りました。

15歳の私は、こうやってセンターでここまできたのですけど最初はこの立ち位置にいるのが「なんで私なんだろう?」とずっと思ってたんです。ダンスもできなくて、みんなより、そこまでかわいいわけではないし。何も足りてないのにどうしてセンターなんだろうと思いながらも悩んでたこともあったのですけど、こうやってみなさんの励ましのお陰でここまでくることができました

15歳はたくさんメディアに出させていただいたり、CDのカップリングに出させていただいたり、『真夏のSounds good !』の選抜に入らせてもらったのですけど、思うように結果を出せなくて・・。選抜総選挙でも結果を残せなくて、悔いの残る1年になってしまったなと思って。先日発表された28枚目のシングルに入れなくて、すっごく悔しくて・・。すごくみなさんから応援してもらってるし、期待されてるし、できない自分が悔しくて、このままじゃダメだなって思ったんです。自分のペースで今までこようと思ったのですけど、このままじゃ追いつけないし、追い越せないと自分で思ったので、16歳は、こんなに素敵な2分半映像をしてもらったり、ファンのみなさんがこんなに素敵な生誕祭を開いてくれたのがほんとに嬉しいので、この期待を胸に、もっともっとがんばって飛躍できるようにしたいです

この出来事は、ファンにとても衝撃を与えました。いつもHappyでいると語っていた兒玉遥が、ここまで苦悩を抱えていたとは。ショックを受けたファンも多くいましたが、これまで以上に応援したいというファンが増えたのも事実です。ところが、この出来事は兒玉遥の苦悩の始まりに過ぎませんでした。

センターではない兒玉遥

2012年9月30日、HKT48にもようやく2期生が加入。このときからHKT48というグループ全体はプラス方向に大きく展開していきます。メンバー不足が解消され、二期生に劇場を任せて一期生はさまざまなメディアに出ることが可能となりました。関東ではHKTメンバーを紹介する番組「HaKaTa百貨店」も放送が始まり、ついにHKTのメンバーが深く知られ出すときがやってきます。

そして、これまでデビューしていないHKT48にオリジナル曲を出すチャンスがやってきます。それはAKB48のシングル「永遠プレッシャー」のカップリングとして各グループの曲が作られることになったからです。このときHKT48が担当したのが「初恋バタフライ」でした。

「初恋バタフライ」のミュージックビデオは11月15日の公演で初めて披露されました。ようやくのオリジナル曲、しかしそのセンターは兒玉遥ではなく2期生の田島芽瑠でした。田島芽瑠はオーディションの時に秋元康が松井珠理奈の再来と評価した逸材。センターを田島が務めるのではないかという推測も事前にありましたが、まさかそれが現実になるとは。ファンはまたショックを受けましたが、その現実を受け止めた兒玉遥本人のショックはどれぐらいのものだったのでしょうか。

その夜、兒玉遥は次のような投稿をしています。

兒玉遥 11/15 23:19 +1090 500 件
こんばんは。兒玉遥です\(^o^)/
今日はAKB48さんの29thシングルのtypeCのカップリングとして収録でされているHKT48初のオリジナルソングのMVが初公開されました。

私達も、初めて見させて頂いたのですがメンバー1人1人が輝けていて素敵なMVだなと思いました!!

早く皆さんにもご覧になって頂きたいです。

個人の感想としては…
私はどこにいても『兒玉遥』です。
まだまだな所もありますが「どこにいても私として輝ける」そう思いました。

正直、いろんな想いがあります。
でも、クヨクヨなんてしてられません。

時はどんどん進んでいるんです。

私は本気でHKT48好きだしもっともっと最強のグループにしたい有名にしたい飛躍したい……

そして、何より『来年のCDデビューで結果を残したい』という想いは誰にも負けないのでこれからも、自信をもって私らしく前進していきます!!

宜しくお願いしますm(__)m

センターでは無かったことを気丈に乗り越えたはるっぴですが、この投稿をしたときにはミュージックビデオの撮影からは時間が経っていたことで、吹っ切れていたようです。しかし撮影直後には以下のような映像も残されています。

これは2013年2月に公開された映画「Documentary of AKB48」の宣伝映像としてテレビで流れたものです。涙ながらにセンターに戻れるように頑張りたいと語った姿がそこにはありました。しかし、実際にはこの映像は映画では使われることはありませんでした。

HKT48のデビュー

HKT48は2013年のデビューが決まり、さまざまなメディアへの露出が多くなっていき、その中心にはやはり兒玉遥がいました。中心メンバーとして2012年末から2013年にかけて、日本レコード大賞や紅白歌合戦などさまざまな番組に出演し続けた兒玉遥。そんな中、はるっぴはある大きな決断をします。それはこれからは弱みも見せていこうということでした。なかなか弱音を吐けなかったはるっぴがそれを表に出したのが、年末12月28日の以下の投稿でした。

私は自分が嫌い。
自分に自信がない。

そんな自分がまた嫌になる。

ステージで輝いている人は
いつでもどこでも輝いていて
キラキラしている。

その輝きには元からある才能もあると思う。
でも、それに怠らない
努力があるから
自信があるから
輝いているのだと思う。

中学の部活をしているときに
『いかなる才能も努力には勝てない。』という言葉を知った。

私に才能なんてないけど、
努力はできる。
努力の天才になれば良い。

私もあのステージで歌いたい。
踊りたい。
沢山のHappyを届けたい。
先輩方が輝いている場所で私も輝きたい。

今、私に出来ることは
今、努力すること。

今、しかない。
後悔しないよう今、努力して自信をつける。

そしたら、きっと輝ける。

よしっ!
絶対あのステージに行ってやる!
皆さんお願いです。
ついて来てください!

時には挫けそうになることもあると思う。
弱音を吐くのは好きじゃない。

今までずっと隠してきたけど、
私には応援してくださる皆さんがいる。

だから、さらけ出そうと思う。
弱さのある私も含めて
応援してくださっていると思うから。

そう信じているから。
滑舌もね(๑´ڡ`๑)

そして、2013年3月20日HKT48のデビューがようやく決まりました。しかし、そのセンターはやはり兒玉遥ではなく田島芽瑠でした。このことについて、はるっぴは何も書いてきませんでしたが、デビュー直後の握手会でさまざまな方からいろいろなことを言われたようです。そして3月25日、はるっぴはこの投稿を行いました。

兒玉遥 3/25 23:32
こんばんは。兒玉遥です\(^o^)/

私は今、HKT48のセンターに立っていません。

デビュー前までは、あそこに立ってたのに、どうしてかな?って思いました。

涙を流したこともありました。


そして何よりセンターの役目を果たせなかった自分に一番悔しかったです。

メンバーや応援してくださる皆さんにも申し訳ないなって思いました。

でも、今はもう吹っ切れてます。
気持ちの整理もついています。

皆さん大丈夫です!!
心配しないで下さいね。

芽瑠の後ろだから気付くこと、見えることが沢山あるんです。


芽瑠も、あの時の私のように
いや、私以上に背負ってるものがあると思うから、
私は先輩として支えていけたらなと思うし
芽瑠自身にもHKT48デビューシングルの顔だから
頑張ってもらいたいです。


握手会やこのググタスなどで
「私(僕)の中では、はるっぴがセンターだからね!」って
皆さんからの言葉を受ける度嬉しくて胸が熱くなります。


私が皆さんに笑顔や元気をお届けしないといけないのに逆に皆さんから頂いています。

そんな皆さんが大好きです。

本当にいつもありがとうございます。
感謝しています。


私はどこにいても兒玉遥です。

今の場所で輝けているのか?

自分では分からないけど、今はこの場所を思う存分楽しみたいし
どこまで這い上がれるか
試したい気持ちもあります。

場所はどうあれ自分の頂点を目指して少しずつ進めたら良いんです。

博多のレジェンドは、まだ始まったばかりです。

これから、私がみんなが作っていくんです。

私、負けませんから!


今から始まるレジェンドについて来てください。

こんな私ですがよろしくお願いします。

このときは気丈に書いていましたが、後にこの頃は「ブラックホール」にいるようだったと語っています。デビュー曲でセンターに立てなかったことは相当なショックだったようです。これについては兒玉遥Story2で。

AKB48 チームA兼任に

そして2013年4月、AKB各グループは単独で武道館コンサートを実現。HKT48も初のコンサートが武道館という華々しい舞台でした。そこで兒玉遥はユニットではまゆゆの「残念少女」を披露。全体のパフォーマンスでも兒玉遥こそがHKTの中心と絶賛されます。しかし、これまで大きな舞台では兒玉遥がやっていたMCのメインも今回は指原が担当。兒玉遥は「スキ・スキ・スキップ」を紹介したのみで、途中のMCメンバーにも選ばれることはありませんでした。

4月28日のAKBグループ総出演では「制服が邪魔をする」のメンバー8人の一人として登場。これもパフォーマンスは絶賛されましたがHKTからは田島芽瑠・朝長美桜が「嘆きのフィギュア」で渡辺麻友、松井玲奈と4人で登場したのと比べれば扱いは低かったと言えます。

このように兒玉遥にとっては決して注目度が高かったとは言えない武道館公演。ところが、最後に発表されたサプライズで驚きが走ります。「AKB48グループ春の人事異動」でこれまでAKB48と姉妹グループとを兼任していたメンバーが解除されたり、新しい兼任メンバーが発表される中、HKT48からただ一人、兒玉遥がAKB48 チームAと兼任することが発表されたのです。はるっぴはこの発表の時、ただただ泣いていました。

最初に名前を言われたとき、どこかに移籍ではないかと恐怖が走ったのではないでしょうか。兼任ということでこれからもHKTでの活動ができるということを納得したのか、その後はステージでも笑顔でした。そして、その夜のGoogle+で以下のような投稿をしました。

兒玉遥 4/28 21:27
私、HKT48チームH兒玉遥は
AKB48チームA兼任になりました。

まだ、頭の中が混乱していますが
前向きに考えて
先輩方からいっぱい吸収します。

頑張ります!!

その翌日は福岡で初めて行われたHKT48の全国握手会でした。兒玉遥のいるレーンには長い列が出来ていました。兼任に関していろいろなことを言いたいファンが列をなしたのです。その夜、兒玉遥はGoogle+で以下のような投稿をしました。

兒玉遥 4/29 23:00
握手会で
チームA兼任おめでとう!
頑張ってね!
などと沢山の声援を頂きました。

それはとても嬉しかったのですが
一方で
ちょっと寂しいな。
遠くなっちゃいそう。
という言葉も頂きました。

私は、そうは思ってほしくないなって思いました。

兼任というのは
HKT48チームHとしても
AKB48チームAとしても
活動するということです。

だから、どっちかが中途半端ようにはできるだけしたくないです。

すごく難しいことだけど ここを乗り越えた先に何かが待っていると思います。

福岡の皆さんにも遠い皆さんにも会えるように頑張ります

あと、体調のことも気づかってくださって…
私、中学校の頃、皆勤賞とったことあるから大丈夫だと勝手に思い込んでます 笑
忙しくなると思うのでちゃんと気を付けますね。

ありがとうございました!!

前向きにとらえたチームA兼任、HKT48からまた新しいことへの挑戦を始めたのは兒玉遥でした。チャンスでもある兼任、しかし不安はやはりあるようです。

兒玉遥 5/7 0:35
ふと時間が空くと
すぐ兼任の事を考えてしまいます。

憧れの先輩方と一緒に活動できるチャンスだから
嬉しいし、絶対掴みたいって
やる気が湧いてきたり
一方で、追い付けるかな?大丈夫かな?って
不安になったりもします。

いろんな気持ち
交差するのは当たり前

いつでもどこでも
乗り越えなきゃいけない壁があるのも当たり前だから
めげすに進み続けようと思います!!

頑張るけん!

2013年総選挙

そして、再びAKB48総選挙の季節がやってきました。2013年から総選挙は立候補制になりましたが、HKT48のメンバーは全員立候補。当然、兒玉遥も立候補しました。

5月22日、速報の発表。そこで兒玉遥は24位という高い順位を得ました!これはHKTでは指原莉乃に次ぐ2位。この高順位には誰もが驚き、HKT内でも人気が無いと言われ続けた兒玉遥は既に人気メンバーになっていることが誰の目にも分かる結果でした。この日、兒玉遥は次のような投稿をしています。

兒玉遥 5/22 21:02
びびびっくりしてます。

速報24位ありがとうございます!!
感謝でいっぱいです。


すでに涙が止まりません。
でも、頑張って止めます!!

そして本番、6月8日。ファン達はアンダーガールズ維持(32位以内)、HKT内で2位を目標に戦ってきましたが、結果は37位で、HKT内での順位も宮脇咲良(26位)に抜かれ3位でした。圏内という最低条件は果たし、ネクストガールズ入りは果たしたものの、アンダーガールズ入りはならず。ある程度の結果は出したものの、勝利とは言えない結果でした。しかし、兒玉遥は自身のスピーチで結果を残しました。


兒玉遥 ちゅぶしにいく! 投稿者 dm_51a8ce0c62d66
HKT48チームH、AKB48チームA兼任のはるっぴこと兒玉遥です。応援してくださったみなさん、投票してくださったみなさん本当にありがとうございます。

 去年はランクインできなくて、とても悔しい思いをして、ここに立つのが私の1つの目標だったので、いまここに立てていることがすごくすごく嬉しいです。

 37位という順位は、みなさんの期待とかいろんな思いが込められていると思います。すごい誇らしい順位です。ありがとうございます。

 でも私は、いまの自分にまだまだ満足してません。歌もダンスもまだまだそんなに得意じゃないし、苦手だし…。だからそこはもっと実力をつけていかないといけないと思っていますし、あとはHKT48をもっともっと飛躍させるためにも、兒玉遥として自分の目標を、達成するためにも、もっともっと上を目ざさなきゃと思っています。

 だから、決めました!今年は去年の篠田さんの言葉を胸に先輩方を潰しに行くぐらいの気持ちで頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

最後は滑舌ボロボロになりながら、「ちゅぶしにいくぐらいの気持ちで!」と語った兒玉遥。このスピーチは全体を通してもとても印象に残るものになりました。

その夜、兒玉遥は長い長い投稿を行いました。

兒玉遥
一般公開で共有しました - 0:29
こんばんわ。
HKT48チームH、AKB48チームAのはるっぴこと兒玉遥です\(^o^)/

この度は、ネクストガールズ37位にランクインさせて頂いて本当にありがとうございます!

去年があったからこそ今の自分があるのだと思います。

去年は宮脇咲良ちゃんが47位でその時点ではHKT48から一人でした。

同じチームメイトかのランクインでもちろん嬉しかったのですがその反面とても悔しかったです。

順位とかではなく自分に。

そこから、ライバル意識をはじめて公演などのステージでは、どうやったら皆さんの目線を引けて感動させられるパフォーマンスができるか。
ググタスや握手会ではどうやったら楽しんでもらえるかまた会いたいって思って頂けるかなど、自分なりに考えて一年間を過ごしながら。

そうしていくうちに少しずつ、自分のスタイルを見つけられた気がするんです。

私は元々なんの経験も無しにHKT48に入ったので他のメンバーに勝っている所があまり、ないです。

でも、これだけは勝っている自信があります。

上手じゃなくてもはるっぴらしく全力ですることです。

皆さんにはこの全力が届きましたでしょうか?


今回の37位と順位では沢山のことを気付かせて下さいました。

私と一緒に夢を追いかけて下さった方が沢山いるということ。本当に感謝です。

そして、この順位を他人と比べるとまた、悔しい気持ちになりますが、去年の自分と比べると、圏外から37位。
確実に上に登っているだと実感でき初めて数字で達成感を味わえました。

大切なのは、自分と比べること。昨日の自分より今日の自分が成長できているかだと思います。

だから、一生のライバルは自分なんです。


私は選挙で言った通り皆さんから頂いた順位にはとって満足していますし、誇りに思っています。

ですが、今の自分には満足していません。

HKT48をもっともっと知ってもらうため、自分のマルチタレントという夢を叶えたため、そして、いつか16位の選抜に入るためにも今の私のままじゃダメからです。

今年は篠田さんの言葉を胸に『先輩方をちゅぶしに行きます!』本番では、噛んでしまい悔しかったですが本当に今年はそのくらいの気持ちで進もうと思います!!

みお、める、あいちゃん、さくら、さっしーの一位とHKT48のメンバーの大躍進が嬉しい限りです。

チームAの兼任もチャンスなので頑張ります。

篠田さんの卒業は正直、悲しかったです。これから、背中を見て行こうと思ってたから。一緒に活動するのが楽しみだったから。

でも、まだ、今日が最後ではないし少なからず一緒に活動する機会はあると思うのでそこで最高の思い出を作れたらなと思います\(^o^)/

今日は、本当にありがとうございました!!

こらからも、こんな私ですが一緒に夢を追いかけて下さい。

今日の気分は、はるるっぴー♪

おやすみなさい。
ぷひゅーはー

そして・・

「はるっぴの物語」はまだ始まったばかり。このページははるっぴに何としてでも総選挙で結果を出してもらうために作ったものです。2013年総選挙は終わり、ある程度の結果は出せたと思います。投票して頂いた方、ありがとうございました!

ただ、完全に満足行く結果で無かったことは事実。はるっぴの頑張りに応えるはずが、最後ははるっぴのスピーチにファンは救われていました。

やはりファンの数自体がまだまだ兒玉遥には少ないのです。まだまだはるっぴがどういう少女なのか知られていない。それを補っていくことはファンにも出来る。今はネットがあるのだから。

2014年の総選挙までにもまだまだ物語は続いていきます。それはこのページにまとめていきたいと思います。おそらく、またつらいこともあるでしょう。読むだけで苦しくなるようなことも。嬉しいこともあって欲しいな、と思います

2014年の総選挙では本当の大勝利と言える結果を出して、みんなで喜びあいたいです。

追記:兒玉遥Story2を公開。更新を続けていきます。
兒玉遥Story2

そして、この物語に私たちは参加し、影響を与えることが出来ます。AKB48総選挙が迫っているのです。兒玉遥のStoryに大きな影響を与えるであろう2014年総選挙にあなたも参加してみませんか?

兒玉遥・総選挙ガイド

リンク用

兒玉遥Story はるっぴの物語
兒玉遥Story はるっぴの物語

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